2023.10.28 信頼ベース三重講座
みんなで読んで考えたい教室
「安全基地」化計画
先日行われた、「教室マルトリートメント」について学ぶ会の報告をします。
講師は、四日市市立河原田小学校の樋口亜紀さん。
樋口さんは、著者の川上康則さんから熱心に学び続けている方です。
信頼ベース三重では、この研修会には、欠かせない方であると、講師をお願いしました。
参加された方々から、研修会の様子が送られましたので、熱い学びの様子を読み取ってください。
Aさん
教室マルトリートメントについて
・教室マルトリートメントの定義
・教師もまた権威勾配の影響を受ける当事者であるということ
・教師はこれまでの経験から積み上げてきた「枠組み」があって、その枠組み
によってかえって苦しめられて教室マルトリートメントをしてしまう。
・叱る行為に、人の学びや成長を促進させる効果はない
など、樋口さんに本の概要を話していただいたことで、さらっと読み飛ばしてしまっていたものや、理解できていなかったことがよくわかりました。
そのあとの議論で学んだことは、
・自分の持っている「枠組み」を自覚すること。
・そして、その「枠組み」にしばられないようにに気をつけていくことでし
か、変われないということ。
・とはいえ、学校の中には、教師自身が変わるだけでは変えることのできない
大きな枠があるのが現実にある。
自分の中で、変えられることと、変えられないことを線引きすることも必要である。
最後に、やることは次から次へと降ってくるという学校の現状で、教師に余裕がないのも事実。その中で心に余裕を持って過ごすためには、同僚や同じ志を持ったサークルなどの仲間でコミュニケーショをとり、励ましたり、息抜きをしたりすることが大切だよね。と確認しあいました。
信頼ベース三重もその一端を担っていきたいという思いを新たにすることができました。
学習会を終えて、この本から学べることはまだまだたくさんあると思いました。できれば、第二回、第三回とこの本をもとにした学習会をしたいと思いました。
Bさん
子どもが安心して居られる空間を作らねばと思いました。
担任は何十人も相手にするので余裕がなくなる。
今のわたしは通急担当の立場として、
教室での不適応を起こしている子が多いです。
通級でこそ子供の安全基地でありたいと思いました。
信頼ベースでは、スタッフがそれぞれの強みを生かして、研修会などの活動をしています。
あなたも、スタッフとして参加しませんか。
みのさん
みのさんのプロフィール
・信頼ベース三重 学級ファシリテーター
・RFA・ABD読書会
認定リーディング・ファシリテーター
・図書館パートナーズ
認定ライブラリー・ファシリテーター
・皇學館大学 司書教諭課程 非常勤講師
↓↓見てくださいね。↓↓
・研修実績
230604 Tsundoku Coffee
230614 桑名教研特活
授業研とアクティビティーの紹介
230621 神明小学校
伝え合う力を育てるために
230627 中部中読み聞かせ
1年生に対話型絵本の読み聞かせ
230709 学校図書館司書部全員学習会
ビジネスパーソンむけ読書会体験
Read for Actionぐるぐる読書会
230801 四日市市立八郷小学校校内研修
教室で豊かなコミュニケーション
を育もう
230818 くわな教研
レポート研とアクティビティ紹介
230829 四日市市立八郷小学校校内研修
読書活動
~明日からできる楽しい実践~
231012 大台町立図書館読書会
本を読まない読書会
Read for Actionの読書会
231028 信頼ベース三重研修会
教室マルトリートメントを学ぶ
『不適切な関わりを予防する 教室
「安全基地」化計画』
231028 第72次教育研究三重県集会
情報化社会と教育・文化活動(A)
学校地域の文化活動・学校図書館
助言とボードゲーム
「みんなで本をもちよって」
231112 学図研三重公開学習会
「ボードゲーム×図書館」
240112 鳥羽志摩図書館協議会研究大会
「図書館でボードゲーム」
「みんなで本をもちよって」
240124 鳥羽志摩図書館教研
明日からできる楽しい実践
じんちゃん
じんちゃんのプロフィール
・信頼ベース三重 学級ファシリテーター
アドバンス認定講師
・特別支援教育
・学級ファシリテーションチームくわな
【研究テーマ】
学級づくりのために有効なファシリテー
ションのスキルを学び、実践力を磨く。
・研修実績
○○さん
ぎのっち
ぎのっちのプロフィール
・信頼ベース三重 学級ファシリテーター
・多様性教育
・外国人児童教育
・特別支援教育
・学級ファシリテーションチームくわな
【研究テーマ】
学級づくりのために有効なファシリテー
ションのスキルを学び、実践力を磨く。
・研修実績
○○さん